2018年2月14日 公開
ジャスダック上場の動画配信C社~子会社が架空取引に関与で決算発表延期|特別情報
連結子会社が下請け業者による架空取引に巻き込まれたとして、1月30日に予定していた平成30年3月期第3四半期決算の発表を延期することとなった。問題となったのは平成18年に連結子会社化したX社。発覚のきっかけはX社の大口クライアントからの29年12月29日分の振込みが請求額を下回っていたこと。当該クライアント及び下請け業者に確認したところ、下請け業者の代理人弁護士から長年にわたって架空取引をしていたこと、並びにクライアントからの必要な書類や印鑑の偽造等を含む各種不正行為が行われていたこと、さらに不正行為は過去10年間にわたって行われていたことが明かされた。X社は番組制作・放送のほかに映像の受託制作も手がけているが、実際はクライアントから受注した仕事をそのまま下請け業者に丸投げし、ペーパーマージンだけを受け取っていたわけで、その業務内容についてはほとんど把握していなかったという。架空取引が最初に行われた19年3月期は金額にしてわずか5百万円であったが、その額は年々増えていき・・・
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