2017年7月26日 公開
東証マザーズ上場の店舗向けサービスV社~不透明な不良債権|特別情報
4月に破産開始決定を受けた飲食店経営会社X社に対し、リース投資資産に係る債権8,100万円の回収不能のおそれが発生していたが、7月3日付で業務提携先であるY社へ同資産を売却することにより満額弁済を受けた。しかしX社との取引については、関係筋よりかねてより不自然な点が指摘されていただけに、改めて当社の経営体質に懸念を抱いた取引先もあるようだ。退店および出店希望者の間に入り店舗物件・内装設備等の販売及びリースサービスが事業の柱だが、このほか他社から継承した飲食店を自社で14店舗展開している。直近期まで3期連続増収増益と着実に事業規模を拡大しており、財務基盤の厚みも増しているが、今期の予想を含めいまだ無配が続く。X社が東京地裁へ提出した破産申立書の債権者一覧で確認できる限り、未払いリース料は“空欄”とされていることからも、X社としては当社に対し残債務の認識はなかったか、それとも何か算出が出来ないような“特殊な”取引が当社との間にあったのだろうか。当社サービスでは「一部の設備等について、リース対象外となるなどの事情がある場合には割賦取引をおこなう場合がある」としているが・・・
続きを読むには特別情報の会員申込みが必要です。
詳細は小社までお問合せください
特別情報とは
「倒産してからでは遅い」という声をよく聞きます。
たしかに与信管理や審査では事前の兆候について社内外からの幅広い情報収集は不可欠ですが、現実にはなかなか容易ではありません。
実は東京経済の「特別情報」は、独自の取材ルートと確かな実績で長年にわたり金融機関・総合商社をはじめとする審査のプロたちから一目置かれています。
審査マンの心強いパートナーとして、「特別情報」のご活用をお勧めします。
詳しくはお気軽にお問合せください。
無料お知らせメール登録
債権・動産譲渡登記リスト、問合せ集中ランキング、特別情報が更新されたことをお知らせするメールサービスを実施しております。 メールサービスの登録は無料です。お気軽にお申込み下さい。