2017年7月5日 公開
東証1部の住宅大手S社~成りすまし詐欺の被害|特別情報
五反田駅周辺の土地600坪の売買契約に関しては、やはり成りすましによる地面師がらみの詐欺事件であることが発覚し、この土地を騙されて購入したS社は「本件に関しては調査中」(広報部)としてノーコメントであるが警視庁も水面下で動いているもようで事件の全容解明が待たされるところである。この土地はJR五反田駅から歩いて3分程の目黒川沿いの旅館(休業中)と駐車場で合計609坪。今年4月24日にX社へ売買予約の所有権移転仮登記がなされ同日付でX社の仮登記がそのままS社へ移転。X社なる法人が全くのペーパーカンパニーでなおかつ“売買予約の仮登記”ということで業界筋の間で取引経緯に疑問符が付けられていた。「S社はこの609坪の土地を30億円で売買契約を結び手付金として半分の15億円を支払ったらしい」との風評があるが、別の関係筋では「契約金額は不明であるが5億円の預手(銀行小切手)が複数枚支払いに充てられたが、契約に不審を感じたS社が預手の別段預金口座の銀行へ連絡を入れたためか換金できなかった」との見方も出ており売買契約は交わして登記したものの被害金額は不明である。もともとこの土地は現在70才位の女性が・・・
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