2017年5月24日 公開
東証1部のコンテンツ関連M社~会計処理への懸念的中で大幅赤字|特別情報
平成26年に東証マザーズに新規株式公開を果たし、2年後には東証1部に昇格したコンテンツビジネスの有名企業だが、このほど今期の業績予想について売上高、利益とも大きく下方修正するとともに希望退職者を募集すると発表した。ネットメディアなどではかねてより売上計上基準への疑念がささやかれてきた経緯があり、本情報でも営業キャッシュフローの連続赤字などについて報じていた。売上高の下方修正については中国大型案件の交渉中止及び社内の供給体制が整わないことによる国内案件の一部受注見送りや納品延期、女性ファッションEC事業を中国で展開する上での現地企業との提携失敗などが原因という。映像制作のプロデューサー、クリエイター等の人材逼迫で固定費も増加し、営業損益段階から連結・単体とも赤字となり、さらに一部の受注済み案件から撤退することに伴う事業構造改善費用等の特損計上で最終赤字は膨らむ。当社の関与する映画制作では通常、広告代理店、映画配給会社、玩具メーカーなどと制作委員会を組成し、合意書締結→製作→配給→売上確定・分配という比較的長期間のプロセスが必要だが、当社は・・・
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