2016年11月24日 公開
東証マザーズ上場のエネルギー関連O社~不正登記の採石権に触手
熊野灘に面する三重県紀北町の採石場の採石権を偽造書類で勝手に移転させたとして警視庁組織犯罪対策3課は土木会社の伍稜総建(株)〔福岡市早良区〕の社長、同じく同社代表取締役で公認会計士でもある人物らを11月3日に有印私文書変造、電滋的公正証書原本不実記録の容疑で逮捕したが、O社も一時的に根抵当権を設定(現在は抹消)していただけに事件の行方に関心が寄せられている。この土地はもともとはX社が所有していたが平成25年4月に東京の会社へ所有権移転と同時に愛知県瀬戸市の会社が岩石、砂利採取の採石権を設定していた経緯がある。ところが伍稜総建は27年4月にこの採石権を購入したとして偽造書類で28年1月に採石権の移転登記を行うと同時に同日付でO社を債権者、伍稜総建を債務者として4億円の根抵当権が付された。「当時、当社はさまざまな投資案件を検討していたが…
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