2016年7月6日 公開
興味深い融資話|特別情報
不動産業者P社が千葉市内の不動産を担保にノンバンクへ3,000万円の融資の申し込みがきたことから、関心が寄せられている。P社は不動産の賃貸を主業としているが、商業登記の目的には他に投資顧問や食料品販売、飲食店経営、経営コンサルタントなどが挙げられている。会社規模はさほど大きくはなく、むしろ、P社代表の夫であるX氏の方に注目が集まっている。X氏は大学を卒業して外資系証券会社に勤務した後、不動産やファンド、企業再生などのコンサルタントなどを手掛け、現在は複数の投資顧問会社で取締役を務めている。かつては高級時計の小売を手掛けるQ社や、リムジンなどの自動車製造を手掛けるR社を設立するなど、自らも起業経験を持つが、経営の方はうまくいかなかったようで、R社はこの千葉市内の不動産を担保に個人から1,900万円を借り入れた経緯があり、その翌年平成23年には事業を停止し、25年に解散決議、28年6月に破産手続開始決定を受けている。R社の代表清算人にY氏という人物が就任しているが、このY氏の経歴が興味深い。Y氏は平成21年に経営破綻した…
続きを読むには特別情報の会員申込みが必要です。
詳細は小社までお問合せください
特別情報とは
「倒産してからでは遅い」という声をよく聞きます。
たしかに与信管理や審査では事前の兆候について社内外からの幅広い情報収集は不可欠ですが、現実にはなかなか容易ではありません。
実は東京経済の「特別情報」は、独自の取材ルートと確かな実績で長年にわたり金融機関・総合商社をはじめとする審査のプロたちから一目置かれています。
審査マンの心強いパートナーとして、「特別情報」のご活用をお勧めします。
詳しくはお気軽にお問合せください。
無料お知らせメール登録
債権・動産譲渡登記リスト、問合せ集中ランキング、特別情報が更新されたことをお知らせするメールサービスを実施しております。 メールサービスの登録は無料です。お気軽にお申込み下さい。