2016年5月18日 公開
東証1部の美容室大手I社~再建難航でGC重要事象等|特別情報
3期連続営業及び経常赤字を受け、平成28年3月期決算において継続企業の前提に関する重要事象等の記載が行われた。同業他社との競合から売上高は18年3月期をピークに減少傾向を辿っており、採算面も直近7期中5期が最終赤字となっている。この間の24年5月に中長期経営計画を策定し、経営基盤の再構築を図ることなったが、その後も業績は回復せず、26年6月には創業者が代表権のある会長に復帰し、子息の社長との2代表制で立て直しを図ることとなった。しかし、27年3月期、28年同期とも赤字決算となったため、創業者は来月(6月)開催の株主総会をもって名誉会長に退き、社長は代表権のある会長(CEO)へ、代表取締役社長には生え抜きの副社長が就任することとなった。なお、28年2月に社員向け賃貸マンションを売却しているが、この不動産に3億円の根抵当権を設定していた銀行はその代わりとして本社不動産に同額の根抵当権を設定している。このほか、当座貸越枠も大幅に減額されるなど・・・
続きを読むには特別情報の会員申込みが必要です。
詳細は小社までお問合せください
特別情報とは
「倒産してからでは遅い」という声をよく聞きます。
たしかに与信管理や審査では事前の兆候について社内外からの幅広い情報収集は不可欠ですが、現実にはなかなか容易ではありません。
実は東京経済の「特別情報」は、独自の取材ルートと確かな実績で長年にわたり金融機関・総合商社をはじめとする審査のプロたちから一目置かれています。
審査マンの心強いパートナーとして、「特別情報」のご活用をお勧めします。
詳しくはお気軽にお問合せください。
無料お知らせメール登録
債権・動産譲渡登記リスト、問合せ集中ランキング、特別情報が更新されたことをお知らせするメールサービスを実施しております。 メールサービスの登録は無料です。お気軽にお申込み下さい。