2016年4月13日 公開
ジャスダック上場の医薬品検査受託Ｅ社～返済リスケ・ＧＣ重要事象｜特別情報
現代表取締役会長により設立され、平成20年に新規株式公開を果たした経緯があるが、後発薬の普及や薬価改定の影響を受けた製薬会社のコスト削減による事業環境の悪化に加え、フィリピンの子会社でのトラブルも重なり苦境に陥っている。当社の扱う実験用動物はサルが中心で、そのほとんどはフィリピン子会社の施設で育成されていたが、昨年9月にサル特有の感染症を発症したことが発覚し、農林水産省より輸入一時停止の指示を受けた。これをうけ、11月には当該施設の閉鎖を決定し、3億円余りの特別損失が発生。さらに受注不振による構造改革として翌月から40名の希望退職者募集を余儀なくされた。借入金の返済についても今年10月まで1年間の返済条件緩和を要請し、メインバンクをはじめとする全行から同意を得たというが資金面に余裕がなくなってきた。昨年12月末時点の有利子負債は･･･
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