2016年3月9日 公開
東証1部の建設コンサルタントＺ社～社員逮捕で指名停止相次ぐ｜特別情報
当社社員の逮捕による指名停止処分が相次いでおり、今後の業績に多大な影響が出てくることが予想される。従来はアベノミクスによる財政出動を追い風に業績も順調に推移していたが、今年1月に当社社員が逮捕されたことから事態が激変した。問題となったのは平成26年7月に行われたＸ市発注の下水道処理施設更新の設計業務の入札で、Ｘ市下水道建設部Ａ係長から当社東京総合事務所Ｂ部長とＣ茨城出張所長兼取手出張所長が入札予定価格を聞き出したとして、Ａが官製談合防止法違反の疑いで、ＢとＣが公契約関係競売入札妨害の疑いで逮捕され、さらに1月28日には当社執行役員管理本部副部長兼総務部長が証拠隠滅の疑いで逮捕されている。これを受けて、国交省や各自治体が当社の指名停止処分に動いた。国交省関連では大臣官房長営繕部と関東地方整備局が4ヶ月間の指名停止処分を科したほか、各都道府県も軒並み6ヶ月程度の処分を下しているが、中には福島県の18ヶ月間と、長期間にわたるものもある。市町村レベルでも3ヶ月程度から12ヶ月程度に及び、指名停止期間を延長する自治体も出てきている。今回の事態を受けて当社は･･･
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