2016年2月10日 公開
甘利問題~捜査の行方|特別情報
平成25年11月以降、U社の総務担当を名乗る一色武氏(62)から2回に亘り合計100万円の謝礼を受け取っていた甘利明経済再生担当大臣は1月28日に大臣辞任に追い込まれていたが2月に入り東京地検特捜部などの動きが慌しくなり逮捕者が出てくるもようである。「13兆円もの有利子負債を抱え民主党政権時代に分割・民営化の瀬戸際に立たされていた都市再生機構(UR)は平成24年12月の安倍内閣誕生時に民営化方針が撤回された経緯がありますが、その当時からURと薩摩興業との間で千葉ニュータウン北環状線道路建設をめぐり移転補償のトラブルが発生しURは当初1,600万円の補償を提示していた。ところが一色氏から相談を受けた甘利事務所が平成25年5月にURへ口利きをした途端に補償額は一気に2億2,000万円へ積み上がりました。安倍内閣の主要閣僚である甘利大臣の影にURは恐れをなしたのでしょう。手にした2億2,000万円の中から25年8月に甘利事務所へ500万円、11月に甘利大臣へ50万円が一色氏より手渡され最終的に1,200万円のカネが甘利サイドへ流れたということです。これが“あっせん収賄罪”にあたるのかどうかが問われています」(永田町関係者)。これを受けて東京地検特捜部は甘利事務所と面談を繰り返していたURの職員らを任意で事情聴取し・・・
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