2016年2月3日 公開
東証2部の化学メーカーＴ社～訴訟関連損失で大幅赤字へ｜特別情報
昨年末に永年の懸案事項であった訴訟に関して一部終結し、これに伴う損失計上により今期は大幅赤字に転落する見通しとなった。この訴訟は平成16年10月に当社製品を積載していた船舶に火災が発生し、積荷に損害が生じたとして当該船舶の別の荷主、保険会社、船会社など原告ら20社によって平成19年から20年にかけて計4件の損害賠償を提起されていたもの。現在に至るまでの経緯としては、平成22年7月の東京地裁による一審判決では原告らの請求が棄却されたが、平成26年10月の高裁での二審判決では当社への11億22百万円の支払い命令が下った。これを不服とした当社は最高裁に上告していたが、昨年12月22日に上告棄却の決定がなされ、事実上当社の敗訴が確定。この結果を受けて･･･
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