2016年1月27日 公開
東証1部のハウスビルダーS社~業績回復鈍い|特別情報
主力の注文住宅は増税前駆け込み需要の反動が長引き受注低迷が続く。今期の中間決算では前年同期に比べて赤字幅が拡大しており業績回復の遅れが気になる。連結営業利益は▲26億円、四半期純利益は▲23億円など前期の受注低迷が響き赤字幅が拡大している。当社の場合、第4四半期に収益が偏る体質であり、受注もここ2ヶ月ほどは回復傾向にあるものの、まだ前年同期の水準には達していない。注文住宅は完全に成長が止まっており、戸建・マンションの分譲事業や太陽光発電事業等でカバーするべく有利子負債は増加傾向にある。メイン行らとのコミットメントライン契約や担保設定状況を見る限り銀行の姿勢も前向きといえるが、不動産市況悪化時には大きなリスクとなる。課題の過小資本は上場で幾分改善されたものの自己資本比率10%台とまだ物足りない。子会社の不祥事でも露呈した重要課題のコンプライアンス面の強化についても・・・
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