2015年6月26日 公開
(株)アカクラ、他1社|東京都世田谷区
【業種】 婦人靴販売
【倒産形態】 民事再生手続開始申立
【負債総額】 56億円内外(2社合計)
特別情報東京版(H26.2.3、H26.7.11)ならびに東京支社情報会(H25.12.17、H26.2.6、H26.4.17、H26.8.7)で既報の当社と、関係会社の(株)アカクラインターナショナル(同所、同代表、靴卸、平成18年7月設立、資本金900万円)の2社は6月26日、東京地裁へ民事再生手続開始を申し立てた。申立代理人は吉田 広明弁護士(東京都千代田区丸の内1-7-12 サピアタワー14階、TEL 03-5219-5151)。監督委員には山下 英樹弁護士(東京都港区虎ノ門1-22-16 第2オカモトヤビル6階、TEL 03-3580-6681)が選任されている。負債総額は2社合計で56億円内外。
昭和27年5月創業、昭和44年10月に法人化した婦人靴販売会社。(株)アカクラインターナショナルから靴を仕入れ、「AKaKuRa」店舗を首都圏中心に全国で92店舖展開していた。パルコや駅ビルなどにも出店し、出店が続いた平成19年3月期の年商は114億円内外を計上していた。
スクラップ・アンド・ビルドによって売り上げは一進一退していたが、消費増税後の消費マインド低迷なども加わり、平成27年3月期の年商は83億円内外と前期102億円内外から大きく落ち込んでいた。出店・リニューアル費用や在庫負担などから利益面も苦戦し、同期は営業損益段階から10億円を超える赤字を計上していた。
この間、支払い条件変更や不正経理話、給与遅配の風評、再生コンサルタントによる経営再建策などが聞かれ注目が続いていた中、今回の措置となった。
なお、今後はCITIC CAPITAL系の日本ファンドがスポンサーとなり、当社と(株)アカクラインターナショナルの2社は新設会社へ事業を譲渡の上、8月末ごろ清算する方向。
業種 | 婦人靴販売 |
倒産形態 | 民事再生手続開始申立 |
所在地 | 東京都世田谷区用賀4-10-1 |
設立 | 昭和44年10月 |
創業 | 昭和27年5月 |
代表者 | 山本 太 |
資本金 | 9,000万円 |
年商 | 83億円内外(27/3) |
負債総額 | 56億円内外(2社合計) |