2015年4月6日 公開
(株)イーグル商事｜盛岡市
【業種】 不動産売買・仲介
【倒産形態】 破産手続開始決定
【負債総額】 13億7,000万円内外
特別情報仙台版（H26.9.24、H27.1.6）及び仙台支店情報会（H26.9.10）で既報の当社は3月26日、債権者からの申立に基づき盛岡地裁より破産手続開始決定を受けていたことが判明した。なお、申立債権者は1社で、債権者からの破産手続開始申立は2月7日に行われている。破産管財人は村井 三郎弁護士（村井三郎法律事務所、盛岡市本町通2-1-36 浅沼ビル3階、TEL 019-604-8228）が選任されている。
元々、盛岡市内上位に位置する地場ゼネコンの(株)恵工業（盛岡市）の子会社として重機のリースを行うために設立した。その後、同時に行っていた不動産部門に特化することとなり、岩手県滝沢市内に17億円内外で住宅開発地を取得するなど規模を拡大していった。
上記宅地の分譲を開始した直後は、一定の販売実績により売り上げは増加したが、収益面は赤字基調で推移。平成23年3月の震災直後には、親会社との資本関係は解消され、後ろ盾を失ったこともあって風評が潜行していた。
親会社の(株)恵工業は、福島県にある(株)三宝（福島県飯館村、産廃処理）が(株)緑生という商号だった時代に、スポンサーだったことがあると言われ、この頃に当社名義で(株)三宝の近隣不動産（現在登記事件の処理中）を購入した模様。同所は現在、原発問題に関係して避難指示区域指定され、補償対象区域となっており、給付金が関係してくることから先行きの動向に注目が集まっていた。
会社側との連絡は取れるものの、「弁護士に聞いてくれ」の一点張りで、実質ノーコメントの状態。紆余（うよ）曲折があっただけに、今後も関心を集めそうだ。
| 業種 | 不動産売買・仲介 |
| 倒産形態 | 破産手続開始決定 |
| 所在地 | 盛岡市上堂3-7-32 |
| 設立 | 昭和50年4月 |
| 従業員 | 4名 |
| 代表者 | 大石 秀行 |
| 資本金 | 1,000万円 |
| 年商 | 7億2,500万円内外（25/12） |
| 負債総額 | 13億7,000万円内外 |
特別情報掲載
特別情報本文に掲載された日付です。
2014年09月24日
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