2015年2月18日 公開
東証2部上場の老舗メーカーＵ社～株主と経営陣の対立激化｜特別情報
当社経営陣と株主との経営権を巡る対立が激化している。大正時代に創業した当社は原子力発電所の稼動停止問題で売上高は落ち込んでいるものの、採算は維持しており、財務面でも大きな問題は見られない。こうした中、筆頭株主であるＸ社の代表と同氏の友人を社外取締役に選任するための臨時株主総会の招集請求が行われた。しかし、当社と両氏との間でガバナンスを巡る意見対立から、当社は臨時株主総会の招集を撤回することとなった。対立の内容は経営の改革、スピードアップを求める株主側と、業績において十分な成果をあげているとする現経営陣との対立とされるが、実際はＸ社による敵対的買収と見る向きが少なくない。臨時株主総会の撤回に納得のいかないＸ社側は･･･
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