2014年3月31日 公開
永井プラスチツク工業(株)|長野県
【業種】 プラスチック製品・金型製造
【倒産形態】 民事再生手続開始申立
【負債総額】 27億6,400万円内外
特別情報東京版(H24.10.30)、新春情報会(H25.1.24)他で既報の当社と関連会社の永井金型工業(株)(同所、同代表、金型製造)の2社は3月27日、長野地裁へ民事再生手続開始を申し立てた。申立代理人は大宮 立弁護士(東京都港区虎ノ門1-13-3 虎ノ門東洋共同ビル6階、TEL 03-3580-0123)他。監督委員には竹内 喜宜弁護士(長野市桜枝町1177-5、TEL 026-235-0885)が選任されている。負債総額は2社合計で28億7,500万円内外。うち当社が27億6,400万円内外、永井金型工業(株)が1億1,100万円内外。昭和36年3月に設立したプラスチック成形加工業者。自動車やOA機器関連向けを主体に、プラスチック部品の製造を行う他、塗装や金型製造も行い、平成10年2月期の年商は80億円内外を計上していた。取引先の海外生産シフトに早くから対応し、中国や香港、インドネシアに拠点を配してきたが、リーマン・ショック後は受注が激減、平成24年2月期の年商は13億4,400万円内外にダウン、1億円を超える赤字計上を余儀なくされていた。平成25年2月期は自動車関連部門での金型需要が堅調推移となり年商は15億6,000万円内外に回復、収益も黒字化していた。しかし、設備投資や海外子会社の資金需要による借り入れ負担が財務を圧迫していた。この間、経営合理化策を進めつつ、返済のリスケジュールなども行い資金繰り緩和に努めていたものの、改善までには至らず民事再生手続開始による再建を決断した。
業種 | プラスチック製品・金型製造 |
倒産形態 | 民事再生手続開始申立 |
所在地 | 長野県上田市国分1-3-37 |
設立 | 昭和36年3月 |
従業員 | 73名 |
代表者 | 日比 昇造 |
資本金 | 1億円 |
年商 | 15億6,000万円内外(25/2) |
負債総額 | 27億6,400万円内外 |
特別情報掲載
特別情報本文に掲載された日付です。
2012年10月30日
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