2014年4月4日 公開
クリューサーオール(株)|岡山県
【業種】 機械部品製造
【倒産形態】 特別清算手続開始決定
【負債総額】 15億円内外
3月19日、岡山地裁倉敷支部より特別清算手続開始決定を受けた。負債総額は15億円内外。昭和22年1月に創業、昭和27年3月に法人化した機械部品メーカー。素材調達から製缶加工、組み立てまで一貫した製造体制を確立し、大手重機械メーカーや自動車メーカーを対象に受注基盤を形成。アルミ・カーボンファイバー加工やエンジン部品、液晶や航空機関連部品をはじめとする各種機械部品の製造を手掛けていた。需要の拡大とともに設備拡充に努め平成20年12月期には10億7,500万円内外の年商を計上した。しかし、リーマン・ショック以降の景気低迷を背景に需要は大幅に後退、平成23年12月期は5億8,000万円内外の年商まで落ち込んだ。また、この間、利益面も支払利息負担の高まりなどでしばしば赤字決算に見舞われ、財務面も債務超過に陥っていた。リストラや金融機関に対するリスケ要請などで経営改善に努めたが、再建困難との判断から、平成25年8月に会社分割により、従業員及び設備などを(株)ペガサスに移管し、実質的に営業を停止した後、平成25年12月31日の株主総会の決議で解散し、整理を進めていた。
業種 | 機械部品製造 |
倒産形態 | 特別清算手続開始決定 |
所在地 | 岡山県倉敷市玉島乙島8259-16 |
設立 | 昭和27年3月 |
創業 | 昭和22年1月 |
代表者 | 清算人 志和 公彦 |
資本金 | 2,000万円 |
負債総額 | 15億円内外 |