2014年5月30日 公開
(株)岩本組|東京都北区
【業種】 建築工事
【倒産形態】 民事再生手続開始申立
【負債総額】 32億8,800万円内外(25/12)
特別情報東京版(H25.8.26、H26.1.29)、「ジャッジメント」(H26.1.20)、新春情報会(H26.2)他で既報の当社は5月29日、東京地裁へ民事再生手続開始を申し立て、同日保全命令を受けた。申立代理人は丸山 幸朗弁護士(松田綜合法律事務所、東京都千代田区大手町2-6-1 朝日生命大手町ビル7階、TEL 03-3272-0101)他3名。監督委員には澤田 和也弁護士(馬場・澤田法律事務所、東京都港区虎ノ門1-4-2 虎ノ門東洋ビル8階、TEL 03-5510-7703)が選任された。負債総額は平成25年12月期時点で32億8,800万円内外となっている。昭和8年5月に創業した建築工事業者で、官公庁施設、商業施設、マンション、戸建て住宅の他、神社仏閣など手広く手掛けている。著名な建築家が運営する設計事務所とのつながりも強く、比較的高級志向の強い住宅建築が多い。関連会社の(株)岩本ハウジング(同所)が不動産事業の失敗から平成15年に経営破綻すると、その処理のために当社も平成19年12月期まで赤字決算を強いられた。平成20年12月期以降は黒字決算となったものの、平成23年12月期は東日本大震災の影響から再び赤字に転落していた。こうした中、平成24年10月から11月にかけて、一部の下請け業者に対して支払いの遅延が発生、平成25年5月にも支払いの遅延が発生している。その後もレンタル代の支払いに遅れが発生するなど、資金繰りはひっ迫していた。更に平成25年11月竣工予定の案件が今年3月までずれ込んだことから建築代金の回収がずれ込み、運転資金を調達していた取引金融機関から債権譲渡登記を設定されていた。平成25年12月期は売上高こそ43億円内外へ回復したものの、6億円を超える特別損失を計上するなど、厳しい経営を強いられていた。【債権者説明会】 日時 6月3日(火)午後2時 場所 日本消防会館 ニッショーホール 東京都港区虎ノ門2-9-16 TEL 03-3503-1486
業種 | 建築工事 |
倒産形態 | 民事再生手続開始申立 |
所在地 | 東京都北区田端1-23-16 |
設立 | 昭和19年3月 |
創業 | 昭和8年5月 |
従業員 | 62名 |
代表者 | 鈴木 豊彦 |
資本金 | 2億0,400万円 |
年商 | 43億3,269万円(25/12) |
負債総額 | 32億8,800万円内外(25/12) |
特別情報掲載
特別情報本文に掲載された日付です。
2014年1月29日
2014年1月20日
2013年8月26日
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