2014年7月17日 公開
(株)建装社|東京都新宿区
【業種】 内装工事
【倒産形態】 破産手続開始申立
【負債総額】 16億円内外
7月16日、東京地裁へ破産手続開始を申し立てた。申立代理人は湯澤 功栄弁護士(米川総合法律事務所、東京都港区芝大門2-4-18、TEL 03-6450-1280)他3名。負債総額は16億円内外の見通し。昭和30年1月に現代表の父が創業した内装工事業者。大手ゼネコンの下請けを中心に、商業ビルや商業施設、マンションの軽量鉄骨下地、ボード、床、クロスなど各種内装工事を請け負い、施工は外注業者に委託していた。また、学校関連施設や都営住宅などの改修工事など官公庁関連の受注もあり、平成4年3月期の売上高は35億円内外を計上していた。しかし、建設不況に伴うゼネコンからの受注の減少や、東日本大震災に伴う大口案件の見送りなどで平成23年3月期は売上高13億6,900万円内外にまで落ち込んだ。平成24年3月期の売上高はいったんは15億1,500万円内外にまで回復していたものの、一方で職人不足による外注費の増加や、得意先からの値下げ要請で収益が悪化し赤字が散発していた。立て直しを図るため、内装工事から建築工事主体への切り替えを進めていたが、借入金の負担が重く、ここへきて決済難に陥り事業継続を断念した。
業種 | 内装工事 |
倒産形態 | 破産手続開始申立 |
所在地 | 東京都新宿区新宿2-18-1 |
設立 | 昭和45年5月 |
創業 | 昭和30年1月 |
代表者 | 長尾 淳 |
資本金 | 3,000万円 |
年商 | 15億1,500万円内外(24/3) |
負債総額 | 16億円内外 |