2025年2月10日 公開
新宮フォレストエナジー合同会社、他2社|和歌山県新宮市
【業種】 バイオマス発電所運営
【倒産形態】 破産手続開始決定
【負債総額】 72億4,000万円(3社合計)
当社と関連の新宮グリーンエナジー合同会社(法人番号:7010703003837、所在地:同所、代表社員:新宮フォレストエナジー合同会社、職務執行者:沼真吾)と新宮ウッドチップファクトリー合同会社(法人番号:4010703004417、所在地:同所、代表社員:新宮フォレストエナジー合同会社、職務執行者:沼真吾)は、1月23日付で和歌山地裁より破産手続開始決定を受けた。破産管財人は山岡大弁護士(あさかぜ法律事務所、和歌山市八番丁11 日本生命和歌山八番丁ビル3階、TEL 073-421-8812)、負債総額は当社が債権者56名に対し約27億8,000万円、新宮グリーンエナジー合同会社が債権者6名に対し約22億3,000万円、新宮ウッドチップファクトリー合同会社が債権者5名に対し約22億3,000万円。3社合計で約72億4,000万円。
平成29年4月にバイオマス発電所の開発・管理を手掛けるフォレストエナジー(株)(法人番号:8010001167251、東京都品川区)の他、複数の会社からの出資により設立。和歌山県新宮市で産出される間伐材などを自社工場でウッドチップに加工して木質バイオマス発電事業を行っていた。令和3年に本格稼働し、地域循環型のエネルギーシステムの構築を進めていた。
しかし、令和4年3月期の売上高は1億6,000万円ほどにとどまり、木材の輸送に多額のコストがかかり採算性が悪化。輸入材を使用するなどして採算性向上をはかったものの、昨今の円安により燃料コストも上昇したことで打開策とはならなかった。令和6年には発電プラントに不具合が発生、修繕に時間を要すことや採算性の改善の見込みもないとして今般の措置を選択した。
なお、新宮グリーンエナジー合同会社および新宮ウッドチップファクトリー合同会社は当社に連鎖した。
法人番号 | 8010603006708 |
業種 | バイオマス発電所運営 |
倒産形態 | 破産手続開始決定 |
所在地 | 和歌山県新宮市佐野3-14-31 |
設立 | 平成29年4月 |
代表者 | 代表社員:フォレストエナジー(株) 職務執行者:沼真吾 |
資本金 | 25万円 |
負債総額 | 72億4,000万円(3社合計) |