2024年7月23日 公開
(有)高伸興業(こうしんこうぎょう、※高=はしごだか)|埼玉県さいたま市緑区
【業種】 解体工事・産廃収集運搬
【倒産形態】 破産手続開始決定
【負債総額】 15億6,825万円(5/9)
特別情報東京版(R4.3.9、R4.4.18、R5.2.9)、特別情報北関東版(R4.3.10、R4.4.19、R5.3.3)、US情報北関東版(R4.4.10、R5.4.10)、US情報東京版(R4.4.20、R5.3.20)で既報。7月16日に東京地裁へ破産手続開始を申し立て、同日破産手続開始決定を受けた。破産管財人には澤野 正明弁護士(シティユーワ法律事務所、東京都千代田区丸の内2-2-2 丸の内三井ビル、TEL 03-6212-5500)が選任された。負債総額は令和5年9月期時点で約15億6,825万円。
平成3年4月設立。さいたま市緑区を拠点に、鉄骨鉄筋コンクリートなどの建造物解体やくい抜き工事などを手掛け、ビルや工場、商業施設などの解体工事を主体とする他、重機の回送や産業廃棄物の収集運搬、フロンガス回収なども行い、建設業者や同業者などの下請けとして受注基盤を構築していた。近年の業績は平成30年9月期に売上高30億円を突破しおおむね増収基調で推移していた。
しかし、令和2年9月期は売上高約35億2,300万円に対し、粗利益段階で約2億7,600万円の赤字を計上。営業赤字は約6億1,400万円にまで膨らみ、約2億8,200万円の債務超過に転落していた。令和3年9月期の売上高は約46億2,600万円と大幅な増収で黒字転換したものの、期末時点の現預金は減少し続け、令和4年に入り一部取引先に対する支払い遅延が取りざたされるなど資金面に注目が集まっていた。その後、令和4年9月期には債務超過を解消し、相応の受注を確保して令和5年9月期は売上高が50億円台に達したが、資金繰りはひっ迫し支えきれず今回の措置に至った。
(※「高」と表記しておりますが、正しくは「はしごだか」です)
法人番号 | 2030002008169 |
業種 | 解体工事・産廃収集運搬 |
倒産形態 | 破産手続開始決定 |
所在地 | 埼玉県さいたま市緑区中尾365-1 |
設立 | 平成3年4月 |
代表者 | 高窪 良至※ |
資本金 | 500万円 |
年商 | 51億6,959万円(5/9) |
負債総額 | 15億6,825万円(5/9) |
特別情報掲載
特別情報本文に掲載された日付です。
2022年04月18日
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