2024年3月7日 公開

(株)スピンドル｜東京都千代田区

【業種】 ノベルティーグッズ製作・古紙回収袋販売
【倒産形態】 破産手続開始決定
【負債総額】 52億6,400万円

3月1日に東京地裁へ破産手続開始を申し立て、同日破産手続開始決定を受けた。申立代理人は横山 兼太郎弁護士（西村あさひ法律事務所・外国法共同事業、東京都千代田区大手町1-1-2 大手門タワー、TEL 03-6250-6200）他3名。破産管財人には小畑 英一弁護士（ＴＦ法律事務所、東京都千代田区平河町2-7-5 砂防会館本館3階、TEL 03-6206-1310）が選任された。負債総額は約52億6,400万円。破産債権の届出期間は4月5日まで、財産状況報告集会の期日は6月17日午前10時。

昭和54年2月設立のノベルティーグッズ製作・販促グッズの企画・製作業者。東京、大阪、福岡などを営業エリアとして、大手新聞社の拡販向け販促グッズを中心に取り扱い、主に大手新聞社との共同で企画し、製品化した新聞整理・保管袋を主力商品としていた。また、ポスターやパンフレットなどの印刷物や、トロフィーなどセレモニーグッズなどの販促物の企画・製作の他、コインランドリーの経営支援事業も手掛け、平成22年1月期の売上高は約39億5,000万円を計上していた。

しかし、販促物の需要減退から令和5年1月期の売上高は32億6,700万円に減少していた。こうした中、過年度にわたり不適切会計を行っていたことが発覚し信用失墜。先行きの見通しが立たず、今回の事態となった。