2023年10月4日 公開
東証プライム上場のネットサポート事業O社~子会社社長を解任|特別情報
連結子会社のX社において代表のY氏が不正取引(キックバック)を恒常的に行っていたとして、7月5日付で解任された。当社グループの祖業はデバッグ事業で、ゲームソフトの不具合などの検出・検証を行う専門業者として創業した。当社は平成21年2月に純粋持株会社として設立され、23年10月に東証マザーズへ上場した。当時の連結子会社は8社だったが、その後は子会社の新設や積極的な企業買収により、連結子会社42社、持分法適用関連会社1社を数えるまでになり、事業領域もコンテンツに含まれる違法有害情報などのネット監視や顧客の開発・海外進出支援などにも広げている。不正取引の舞台となったX社は令和1年11月に買収した。X社は平成30年3月にY氏とZ氏が共同で立ち上げたものだが業績が振るわず、設立してわずか1年8カ月で当社の傘下に入ることとなった。X社のビジネスモデルは韓国で開発されたゲームの販売ライセンスを取得して販売するというもので、開発業者との交渉はX社の子会社で行っているが、実際は韓国出身のY氏に委ねられ、協力業者と共謀してX社に水増し請求させていた。不正取引は遅くとも当社の傘下に入った時から行われ、判明した分だけでも計25回、金額にして1億72百万円にもなるが、当社の傘下に入る前の記録がなく、X社を設立した当時から不正取引が行われていた可能性もある。なお、当社はX社を子会社化すると同時に・・・
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