2023年9月5日 公開
(株)アルゼゲーミングテクノロジーズ|東京都江東区
【業種】 ゲーム機器開発
【倒産形態】 破産手続開始申立
【負債総額】 10億3,602万円(4/12)
特別情報東京版(R5.6.14)で既報。8月31日、破産手続開始を申し立てた。負債総額は10億3,602万円(令和4年12月期決算時点)。
遊技機器大手・(株)ユニバーサルエンターテインメント(法人番号:6010601025422、東証スタンダード上場、東京都江東区)の海外事業が独立し、平成24年4月に設立した。ユニバーサル社はアメリカに本社を置くAruze Gaming America,Inc.(アルゼ・ゲーミング・アメリカ)の日本法人であったが、平成21年3月に(株)ユニバーサルエンターテインメントはアルゼ・ゲーミング・アメリカ社の株式を売却。これによって資本関係がなくなり、アルゼ・ゲーミング・アメリカ社の日本法人として運営していた。カジノ用各種ゲーム機器の開発を得意とし、平成30年ごろにはエンターテイメント型AIロボット「ARISA」の開発を手掛けるなど業容を拡大。令和4年12月期の売上高は13億1,830万円を計上していた。
しかし、今年2月にアルゼ・ゲーミング・アメリカ社は米国のネバダ州連邦破産裁判所に連邦破産法チャプター11を申し立てた。アルゼ・ゲーミング・アメリカ社はプレスリリースにて、「今回の措置は、当社の株主に対する別件訴訟の判決に基づき、当社に対する差し押さえ判決が下されたことを受けて実施する経営再建の一環である」と説明。事業継続の意向を示していた中で日本法人への影響が懸念されていたが、親会社に連鎖して今回の措置となった。
業種 | ゲーム機器開発 |
倒産形態 | 破産手続開始申立 |
所在地 | 東京都江東区青海2-4-24 青海フロンティアビル7階 |
設立 | 平成24年4月 |
創業 | 平成24年4月 |
従業員 | 131名 |
代表者 | 横田 哲也 |
資本金 | 1,000万円 |
年商 | 13億1,830万円(4/12) |
負債総額 | 10億3,602万円(4/12) |