2023年8月23日 公開
東証グロース上場のシステム開発I社~代表がパワハラ行為|特別情報
上場廃止基準をクリアするため、代表自らの発案で投資会社に勤務していたX氏を迎え入れたものの期待した成果が得られず、X氏に対するパワハラ行為が次第にエスカレートしていく実態が8月10日にリリースされた第三者委員会の調査報告書で明らかになった。東京証券取引所が市場区分を見直した際、当社はグロース市場を選択して令和4年4月に同市場へ上場したが、当初より「時価総額」(40億円以上)及び「流動株式時価総額」(5億円以上)の基準を充たしていなかったため、これに先立つ3年12月にX氏を招聘し、X氏は4年6月に取締役に就任した。代表の右腕にと期待されたX氏との連絡は主にチャットで行われたが、入社した3年12月には1カ月間のチャット数が300回を超え、日によっては40回に達することもあったという。X氏が最初にパワハラ行為と訴えたのは12月24日の21時過ぎの電話のことで、妻との外食中にも関わらず、戸外で1時間以上も長話に付き合わされた。4年2月には深夜23時ころに電話があり、話が終わったのは日付が変わった0時30分過ぎだった。4年8月17日に二人だけで行われた経営会議は14時から19時までかかり、その中で代表は・・・
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