2023年7月6日 公開
(株)函館シーサイドカントリークラブ|北海道函館市
【業種】 ゴルフ場経営
【倒産形態】 破産手続開始決定
【負債総額】 13億円内外
6月23日、函館地裁より破産手続開始決定を受けた。破産管財人は野崎 渉弁護士(五稜郭法律事務所、北海道函館市柳町9-14、TEL 0138-33-1551)が選任されている。負債総額は13億円内外。うち、預託金が10億円内外、金融債務が3億円内外。
平成14年5月に設立したゴルフ場運営業者。昭和50年に開業した「函館シーサイドカントリークラブ」の運営を平成14年5月に承継して事業を展開していた。地元をはじめ県外からの利用客が多く、令和4年3月期の売上高は1億2,500万円内外を計上していた。
しかし、令和4年8月の集中豪雨によりゴルフ場コースの橋梁(きょうりょう)の損傷が激しく、更に土砂の流出などで復旧には5億円以上の費用が算出された。令和5年3月期は応急処置にかかる費用が計上され、5,000万円内外の最終赤字となった。自力での経営再建が困難となり、スポンサーを募っていたが奏功せず、今回の措置となった。
業種 | ゴルフ場経営 |
倒産形態 | 破産手続開始決定 |
所在地 | 北海道函館市豊原町237 |
設立 | 平成14年5月 |
創業 | 昭和50年 |
代表者 | 遊佐 克彦 |
資本金 | 1,000万円 |
年商 | 1億2,500万円内外(4/3) |
負債総額 | 13億円内外 |