2022年11月25日 公開

続報／(株)オーケーエー｜新潟市中央区

【業種】 遊技機・同部品販売
【倒産形態】 破産手続開始決定
【負債総額】 53億円内外

特別情報東京版（H27.11.20）、特別情報北関東版（H27.11.30）他で既報の後、8月3日付本情報号外で破産手続開始申立準備を既報。11月15日付で新潟地裁より破産手続開始決定を受けた。破産管財人には野口 祐郁弁護士（野口法律事務所、新潟市中央区弁天3-1-15 トーカンマンション第3万代301、TEL 025-241-0151）が選任された。申立時の負債総額は53億円内外に上ると聞かれる。破産債権の届出期間は12月27日まで、財産状況報告集会・一般調査・廃止意見聴取・計算報告の期日は令和5年3月14日午後2時。

平成4年2月設立の遊技機器販売業者。新潟市中央区の本社の他、東京都、長野県に拠点を設置し、関東甲信越地区および宮城県や福島県をエリアとして、パチンコ・パチスロ機器や関連する付属品や備品などの販売を手掛けていた。新台のみならず中古台の買取・販売や機器のレンタルも展開し、令和2年1月期の売上高は21億8,000万円内外を計上していた。

しかし、その後の新型コロナウイルス感染拡大に伴う休業要請や外出自粛などでパチンコホールも集客に苦戦するなど、業界環境の悪化で販売台数は低迷。令和4年1月期の売上高は15億5,000万円内外に落ち込んでいた。財務面も実質債務超過の状態にあり、コロナ関連融資などでしのいでいたが、資金繰りが限界となり8月1日に事業を停止していた。