2022年8月31日 公開
(株)プラティア|東京都港区
【業種】 健康食品卸
【倒産形態】 破産手続開始決定
【負債総額】 23億3,000万円内外
8月10日に東京地裁より破産手続開始決定を受けた。破産管財人は宮崎 浩之弁護士(渋谷青山通り法律事務所、東京都渋谷区渋谷2-10-15 エキスパートオフィス渋谷6階、TEL 03-4455-4784)が選任されている。負債総額は債権者8名に対し23億3,000万円内外。破産債権の届出期間は9月7日まで、財産状況報告集会の期日は11月10日午前11時。
平成13年9月設立の健康食品卸業者。健康食品販売業者の仕入部門として事業を展開。健康補助食品を販売していた他、和食創作レストランなど外食事業も手掛けていた。平成15年6月に日本におけるイタリアのプロサッカーリーグ「セリエA」の携帯端末向け試合映像の独占配信権を獲得。平成16年にはスペインのプロサッカーチーム「レアル・マドリードC.F.」と日本国内におけるライセンシングの正式契約を行うなど、同チームグッズの販売やコンテンツビジネスを開始。最盛期の平成16年12月期には売上高107億3,200万円内外を計上していた。
しかし、平成17年に同社代表者が役員を兼務する健康食品販売業者が法人税法違反(脱税の疑い)で告発されていた。平成28年には特定商取引法違反で業務停止命令を受けるなど、対外信用は失墜。以降は大幅な業容縮小を余儀なくされていた。その後はインターネット広告事業を手掛けていたものの、新型コロナウイルス感染拡大の影響で令和3年中には事業を停止。今回の事態となった。
業種 | 健康食品卸 |
倒産形態 | 破産手続開始決定 |
所在地 | 東京都港区六本木3-7-1-1907号 |
設立 | 平成13年9月 |
代表者 | 堀口 利美 |
資本金 | 9,000万円 |
負債総額 | 23億3,000万円内外 |