2022年6月30日 公開

田岡製罐(株)｜埼玉県八潮市

【業種】 製缶
【倒産形態】 破産手続開始申立準備
【負債総額】 18億3,000万円内外（2/12）

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特別情報北関東版（H26.5.26、R4.1.18）他で既報。6月27日に事業を停止し、事後処理を小幡 朋弘弁護士他8名（ＰＬＡＺＡ総合法律事務所、東京都中央区日本橋2-1-14 日本橋加藤ビルディング6階、TEL 03-6262-7720）に一任、破産手続開始申立の準備に入った。負債総額は令和2年12月期時点で18億3,000万円内外。

昭和40年10月設立の製缶業者。埼玉県草加市に工場を構え、主に食用油やしょうゆなどの食品用および塗料や化学製品などに使用される各種ブリキ缶を製造し、大手食品メーカーなどへ販路を確立しピーク時には20億円台の売上高を計上していた。

しかし、需要の変化もあり業績は低調で推移し、低採算の状況が続いていた。また、工場機械などの設備投資にかかる借り入れ負担は重く、平成25年以降には取引金融機関より返済猶予を受けた他、主力仕入れ先より債権譲渡登記が設定されるなど、以降も厳しい資金繰りが表面化していた。

そのような中、近年の輸入原材料価格高騰などに伴う、国内のブリキ価格の引き上げが本格化し動向が注目されていた。令和3年秋以降には一部事業の分離など事業再建を計画するも成り立たず、今回の措置に至った。

業種	製缶
倒産形態	破産手続開始申立準備
所在地	埼玉県八潮市伊草1-1-3
設立	昭和40年10月
創業	昭和25年
従業員	42名
代表者	田岡 剛
資本金	7,000万円
負債総額	18億3,000万円内外（2/12）

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