2022年5月31日 公開

(株)高尾｜名古屋市中川区

【業種】 遊技台製造
【倒産形態】 民事再生手続開始申立
【負債総額】 70億円内外

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特別情報名古屋版（H30.11.1）、名古屋支社情報会（H30.11.21）、ＵＳ情報名古屋版（H31.1.31）で既報の同社は、5月30日に東京地裁へ民事再生手続開始を申し立て、同日付で監督命令を受けた。申立代理人は小幡 朋弘弁護士（東京都中央区日本橋2-1-14、TEL 03-6262-7720）、監督委員には佐長 功弁護士（東京都中央区八重洲2-8-7、TEL 03-3273-2600）が選任された。負債総額は70億円内外。

昭和54年12月に法人化。遊技機メーカーとしては中堅クラスに位置づけられ、ドラマやアニメーションを起用した遊技台で人気を集めていた。ピークとなる平成14年12月期の売上高は240億円内外に達していたものの、その後は爆発的なヒット台に恵まれず、平成19年12月には市中筋でも注目を集める事態となっていた。

平成30年になると自社開発台による性能不具合が発覚し、自主回収を余儀なくされた。更に、平成30年10月には当時の代表が事件に巻き込まれるなど話題となった他、近年も新型コロナ禍によるパチンコホールの営業自粛などで販売不振が続き、令和3年12月期の売上高は47億9,100万円内外にとどまり、資金繰りは一層厳しくなっていた。

業種	遊技台製造
倒産形態	民事再生手続開始申立
所在地	名古屋市中川区中京南通3-22
設立	昭和54年12月
創業	昭和25年
従業員	70名
代表者	内ヶ島 隆寛、他1名
資本金	1,200万円
年商	47億9,100万円内外（3/12）
負債総額	70億円内外

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