2022年2月1日 公開
(株)まつえ環境の森|松江市
【業種】 産業廃棄物処分
【倒産形態】 民事再生手続開始申立
【負債総額】 45億円内外
1月28日、大阪地裁に民事再生手続開始の申立を行い、同日財産保全命令を受けた。監督委員は待場 豊弁護士(アイマン総合法律事務所、大阪市中央区備後町2-4-6 森田ビル6階、TEL 06-6201-0500)。負債総額は70名内外に対し45億円内外が見込まれている。
平成24年1月、(株)亀屋環境の商号で設立し、平成24年10月現商号へ変更した産業廃棄物処理業者。経営破綻した(株)亀屋産業(島根県隠岐郡、平成22年10月22日民事再生手続開始決定、平成22年4月14日付本情報他で既報)の施設を買い取り、平成25年9月から稼働していた。アスベストの処理が行える最新の設備を備えた管理型最終処分場を運営し、中国地方を営業エリアに展開していたが、設備投資負担の重さから収益確保に苦戦を強いられていた。
業容拡大を見込んで処理施設の増強を図っていたが、第3期最終処分場の工期遅延が影響して受注が減少。更には令和3年夏の記録的豪雨災害による費用負担がかさんだことで資金繰りがひっ迫していた。以降、立て直しに取り組んでいたが、経営改善のメドが立たず、自力による再生を断念した。事業継続に向けてスポンサー企業を探しているもよう。
業種 | 産業廃棄物処分 |
倒産形態 | 民事再生手続開始申立 |
所在地 | 松江市学園南2-5-13-203 |
設立 | 平成24年1月 |
従業員 | 15名 |
代表者 | 秋山 光夫 |
資本金 | 7,000万円 |
負債総額 | 45億円内外 |