2022年1月12日 公開
ジャスダック上場の医療画像システム開発I社~業績悪化のなか敗訴|特別情報
令和3年11月11日付の業績修正で同年9月期決算は従来の黒字予想から一転、営業損益以下2期連続赤字に転落し、12月20日付で代表交代を強いられた。クラウド型電子カルテなど医療画像処理システムの開発を中心とした主力事業などで利益率の低い大型案件が数件発生したことも要因だが、持分法適用会社のX社など関係先の赤字継続に伴う株式評価損の計上なども響いた。一方、12月15日付で当社第4位株主(9月末)のY社が提出した変更報告書によれば、Y社を含む親密先6社による株式の買い占めが進んでいることも判明しており、あらためて証券業界関係者の注目を集めている。当社は昨年から原告として、医療・美容関連予約サイトを運営するX社の株式売買代金請求をめぐり東証1部上場Z社の連結子会社U社と訴訟トラブルになっている。X社は、平成30年5月に当社とZ社との合弁会社を吸収合併(合弁会社は消滅)し、直後の増資を経て当社が39.7%、Z社が19.9%、U社が19.5%を保有することとなった。ところが、その後当社において経営陣と株主との対立が表面化し、結果的に平成30年12月までに現在筆頭株主である・・・
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