2021年8月11日 公開
東証1部のクリーニングH社~新中計スタートも初年度から赤字か|特別情報
前期はコロナ禍による急激な業績悪化に見舞われたが、今期も年初からの断続的な緊急事態宣言発出などにより売上回復が見込めず、2期連続となる多額の営業赤字に陥る見通しを明らかにした。クリーニング事業はもともと服装のカジュアル化などを背景に個人向けが中長期的に需要減となる傾向にあったが、コロナ禍での外出自粛や在宅勤務の普及などが影響しビジネスウェアやおしゃれ着のクリーニング需要は減少に一層拍車が掛かっている。もうひとつの柱であるレンタル事業(ホテル、レストラン、会社等のユニフォームやシーツ、ホーフ等のクリーニング付レンタルを取扱う事業)もリネンサプライ部門が取引先ホテルの大幅な稼働率回復が見込めず、通期にわたり売上高が低調に推移すると想定。今年12月期も売上高349億円、営業損失34億円、経常損失31億円と厳しい見通しで前期に続き多額の損失が避けられないようだ。このため、渋谷区松濤一丁目の社有不動産を17億円で売却し、第2四半期で固定資産売却益16億23百万円を特別利益として計上予定。それでも今期は15億円の純損失が見込まれるため・・・
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