2020年11月19日 公開
(株)広栄商会|横浜市鶴見区
【業種】 ガソリンスタンド経営
【倒産形態】 民事再生手続開始申立
【負債総額】 10億円内外
11月18日に東京地裁へ民事再生手続開始を申し立てた。申立代理人は長屋 憲一弁護士(NeOパートナーズ法律事務所、東京都千代田区平河町2-4-13 ノーブルコート平河町502、TEL 03-5226-1122)。監督委員には内藤 平弁護士(みずき総合法律事務所、東京都新宿区市谷八幡町13 東京洋服会館6・7階、TEL 03-6265-0151)が選任された。負債総額は債権者50名内外に対し10億円内外が見込まれている。
昭和36年11月設立のガソリンスタンド経営業者。東証1部の物流大手、(株)日新(法人番号:2020001028235、横浜市中区)の子会社で、10月23日に東京地裁より民事再生手続開始決定を受けた新栄運輸(株)(10月20日付本情報号外で既報、法人番号:7020001017563、同所、同代表)のグループ会社として、ENEOSブランドのサービスステーション「グロワール」を本社所在地の他、横浜市内で計3店舗を展開。給油事業以外に車検や板金・整備といった車両のアフターサポートにも対応し、レンタカーや中古車販売も手掛けていた。ピークを迎える平成20年3月期には売上高15億7,200万円内外を計上した。
その後はハイブリッド車や電気自動車の普及によってガソリン消費は漸減をたどり、令和2年3月期売上高は9億5,000万円内外まで落ち込んだ。その後、今年10月1日に新栄運輸(株)と、同社の関連会社の広栄運輸(株)(11月12日付本情報号外で既報、法人番号:8020001017240、同所、同代表)の代表取締役専務が解任される事態が発生。グループ全体で資金繰りがひっ迫し、10月23日付で新栄運輸(株)、11月9日付で広栄運輸(株)が民事再生手続開始決定を受けたことから、同社も連鎖した。
業種 | ガソリンスタンド経営 |
倒産形態 | 民事再生手続開始申立 |
所在地 | 横浜市鶴見区平安町1-46-1 |
設立 | 昭和36年11月 |
従業員 | 16名 |
代表者 | 筒井 康之 |
資本金 | 1,600万円 |
年商 | 9億5,000万円内外(2/3) |
負債総額 | 10億円内外 |