2020年6月11日 公開
松本建設(株)|横浜市南区
【業種】 産業廃棄物中間処理
【倒産形態】 破産手続開始決定
【負債総額】 13億2,100万円内外
特別情報東京版(H23.7.12)で既報。5月21日に横浜地裁から破産手続開始決定を受けた。破産管財人は本田 知之弁護士(横浜綜合法律事務所、横浜市中区日本大通11 横浜情報文化センター11階、TEL 045-671-9521)が選任された。負債総額は債権者16名内外に対し13億2,100万円内外(うち金融債務10億円内外)が見込まれている。破産債権の届出期間は7月20日まで、財産状況報告集会の期日は9月9日午後2時。
昭和31年11月設立の産業廃棄物中間処理業者。設立以降は建築・土木工事を主業としていたが、平成2年に中間処理プラントを建設後は汚泥処理事業に軸足を移行。他に土木工事や、各種タンク・ピットなどのメンテナンスと清掃、ライニング工事なども手掛けていた。ピークを迎える平成15年9月期売上高は5億8,400万円内外を計上した。その後は同業他社との競合が激化し、業績不振が続く中、平成23年7月には雇用関係にない人物を技術職員として工事現場に配置したため、神奈川県から1カ月間の指名停止措置を受けた。以降も業績低迷が続き、平成29年9月期売上高は2億2,000万円内外まで後退し、1,500万円内外の当期純損失を計上した。こうした中、以前に10億円内外を投じたプラント建設の借入金負担が重くのし掛かり、支えきれずに今回の措置となった。
業種 | 産業廃棄物中間処理 |
倒産形態 | 破産手続開始決定 |
所在地 | 横浜市南区南太田1-16-25 |
設立 | 昭和31年11月 |
代表者 | 原 一雄 |
資本金 | 5,000万円 |
年商 | 2億2,000万円内外(29/9) |
負債総額 | 13億2,100万円内外 |