2020年1月16日 公開
(株)平沼重機|北海道広尾郡
【業種】 砂・砂利・玉採取、土木工事
【倒産形態】 破産手続開始決定
【負債総額】 10億4,200万円内外
平成24年7月3日付本情報で民事再生手続開始申立準備を既報。1月15日に釧路地裁帯広支部より破産手続開始決定を受けた。破産管財人は千々和 博志弁護士(あおば法律事務所、北海道帯広市大通南12-20 あおば十勝ビル6階、TEL 0155-24-7030)が選任された。負債総額は10億4,200万円内外が見込まれている。財産状況報告集会の期日は4月23日午後1時30分。
昭和35年に創業し、昭和47年10月に法人化した砂・砂利・玉石採取業者。主力の砂利採取販売は広尾町近郊の資材業者・土木工事業者に販路を構築し、他に土工工事と土木工事も手掛けていた。重機賃貸から砂利採取販売および土工・土木工事を一手に引き受けられる体制を生かし、ピークを迎える平成6年4月期売上高は16億6,500万円内外を計上していた。
しかし、公共工事の減少や民間設備投資の縮小に伴う業績不振が続き、平成23年4月期売上高は7億円内外まで後退し、平成24年6月に民事再生手続開始を申し立て(平成28年1月に再生手続終結)ていた。その後、他社からの支援を受けて事業を継続するも、経営改善には至らず平成31年4月期売上高は6,900万円内外まで落ち込み、1億7,800万円内外の当期純損失を計上。以降の立て直しが困難となり、平成31年4月から事業譲渡を進めて、営業活動は停止していた。
業種 | 砂・砂利・玉採取、土木工事 |
倒産形態 | 破産手続開始決定 |
所在地 | 北海道広尾郡広尾町並木通東3-34 |
設立 | 昭和47年10月 |
創業 | 昭和35年 |
代表者 | 田中 和彦 |
資本金 | 1,000万円 |
年商 | 6,900万円内外(31/4) |
負債総額 | 10億4,200万円内外 |