2019年4月22日 公開
(株)ヤマホン佐藤商店|北海道茅部郡
【業種】 水産物加工・卸
【倒産形態】 破産手続開始申立準備
【負債総額】 16億8,600万円内外(30/4期末)
4月19日に事業を停止し、事後処理を岡崎 拓也弁護士(岡崎拓也法律事務所、札幌市中央区南1条西13-317-3 フナコシヤ南1条ビル8階、TEL 011-280-2223)に一任、破産手続開始申立の準備に入った。負債総額は平成30年4月期末時点で16億8,600万円内外(うち金融債務14億5,600万円内外)。
昭和18年に創業し、平成24年5月に法人化した水産物加工業者。ホタテを中心とした地元水産物を原料に多彩な加工を手掛ける老舗。ホタテはボイルから玉冷、油調加工までと幅広い加工を展開し、道内の水産市場や水産卸、本州の同業らにも販路を構築していた。ピークを迎える平成28年4月期は売上高18億円内外を計上したが、仕入れコストの上昇分を吸収できず最終赤字を計上していた。
その後、主力とする北海道噴火湾の養殖ホタテが大量のへい死発生と台風被害によって取扱量は激減し、平成29年4月期売上高は15億1,500万円内外まで落ち込んだ。平成30年もホタテの不漁は続き、平成30年4月期売上高は11億5,000万円内外まで落ち込み、2,200万円内外の最終赤字を計上した。以降、立て直しを図れずに事業継続を断念した。
業種 | 水産物加工・卸 |
倒産形態 | 破産手続開始申立準備 |
所在地 | 北海道茅部郡森町港町81-1 |
設立 | 平成24年5月 |
創業 | 昭和18年 |
代表者 | 佐藤 保浩 |
資本金 | 500万円 |
年商 | 11億5,000万円内外(30/4) |
負債総額 | 16億8,600万円内外(30/4期末) |