2018年10月3日 公開
(株)AKIRA|東京都江東区
【業種】 リサイクルショップ経営
【倒産形態】 破産手続開始決定
【負債総額】 10億1,900万円内外(30/3期末)
特別情報東京版(H30.5.29)および東京支社夏期情報会(H30.8.8)で既報。10月2日に東京地裁へ破産手続開始を申し立て、同日、破産手続開始決定を受けた。申立代理人は増田 智彦弁護士(東京丸の内法律事務所、東京都千代田区丸の内3-3-1 新東京ビル225区、TEL 03-3213-1081)他1名。負債総額は平成30年3月期末時点で10億1,900万円内外が見込まれている。
平成17年11月設立のリサイクルショップ経営業者。「ECO&KIDS AKIRA」の屋号で子ども服と婦人服のリサイクルショップを経営。フランチャイズ事業や、プラスチック玩具の専門店なども展開していた。スーパーや大型ショッピングモールなどにテナント出店し、東京都内の10店舗と埼玉の7店舗、千葉の10店舗を軸に計55店舗(FC店舗も含む)を全国に出店。販売だけでなく幅広い仕入れルートを構築し、平成27年には平成26年に民事再生手続開始を申し立てた子ども服小売りの(株)ブーフーウー(平成26年11月5日付本情報号外で既報、同所、同代表)のスポンサーとなるなど業容を拡大し、ピークとなる平成28年3月期売上高は9億0,900万円内外を計上していた。
その後、平成29年3月期中にFC店舗の営業責任者による不正が発生し、FC店舗の出店は鈍化。また、平成28年9月にはFCオーナー側から損害賠償請求の裁判を起こされて敗訴するなど問題が散発。平成30年3月期売上高は5億6,500万円内外まで落ち込み、1億5,600万円内外の最終欠損を計上した。以降は、4月に仕入れ先から債権譲渡登記を設定されるなど資金繰りが悪化し、支払い遅延も発生。支えきれずに今回の事態となった。
なお、連鎖した関連の(株)ブーフーウーも同様の措置を取っている。
業種 | リサイクルショップ経営 |
倒産形態 | 破産手続開始決定 |
所在地 | 東京都江東区東陽6-3-2 イースト21タワー2階 |
設立 | 平成17年11月 |
代表者 | 東 晃司 |
資本金 | 9,550万円 |
年商 | 5億6,500万円内外(30/3) |
負債総額 | 10億1,900万円内外(30/3期末) |