2018年10月1日 公開

(株)エム・テック｜東京都中央区

【業種】 総合建設
【倒産形態】 民事再生手続開始申立
【負債総額】 253億4,933万円

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特別情報北関東版（H30.9.25）で既報。10月1日、東京地裁に民事再生手続開始を申し立てた。申立代理人は栃木 義宏弁護士、他2名（栃木・柳澤・樋口法律事務所、東京都港区虎ノ門1-22-13、TEL 03-3580-1331）、監督委員は北 秀昭弁護士（北秀昭法律事務所、東京都港区虎ノ門4-1-14、TEL 03-6435-6802）。

前代表の松野 浩史氏が橋梁専門メーカーに勤務して得た経験から立ち上げ、ＰＣ工法の技術力は高い評価を得てきた。平成21年3月には民事再生手続開始を申し立てた勝村建設(株)（元・東証1部、東京都台東区）を100％子会社化した後、合併した経緯がある他、最近では不正リースの結果、平成29年12月に破綻した(株)ＰＲＯＥＡＲＴＨ（平成29年12月27日付本情報号外既報、神奈川県厚木市）を支援してきたことから、大口債権者として民事再生手続きのスポンサーに名乗りをあげたことでも注目された。

技術力を背景として受注は堅調に推移するも、活発な資金需要から支払いぶりに関する問い合わせも散発してきた経緯がある。3月には東京都発注の「平成28年度中潮橋撤去工事」において東京地検より港則法違反で起訴され、複数の指名停止処分を受けたことも一段の信用低下につながり、最後の手段として身売りを模索していた。

支援企業として(株)冨士工（東京都品川区東五反田1-22-1、代表：楚山 和夫社長、梶 正樹会長、総合建設）が浮上していたが交渉は難航。本日（10月1日）の決済資金が不足するとして今回の事態に至った。

業種	総合建設
倒産形態	民事再生手続開始申立
所在地	東京都中央区京橋1-18-1 八重洲宝町ビル5階
設立	昭和63年10月
創業	昭和63年10月
従業員	274名
代表者	向山 照愛
資本金	4億6,637万5,000円
年商	244億2,700万円内外（29/7）
負債総額	253億4,933万円

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