2018年9月12日 公開
東証2部の大手水産物卸Ｉ社～大口焦げ付き発生｜特別情報
8月10日に事業停止した築地市場の水産仲卸Ｘ社に約6,000万円の焦げ付きが発生したことが判明した。マグロをメインに扱っていたＸ社は、年商7億円程度の業容だったが、お盆商戦終盤の8月10日に突然事業を停止した。今後、法的整理の方向に進むと見られているが、当社との取引について消息筋は「両社間で不透明な売上計上が繰り返されていた模様。そのために金額が膨らんだ」と指摘する。当社側は「通常取引での焦げ付き」と強調しているが、決済サイトが短い市場内取引において、Ｘ社の月商分に相当する金額が焦げ付いた背景に首を傾げる向きは少なくない。当社の平成30年3月期決算は関連会社の子会社化により増収となったが、営業損益はマイナス幅が膨らんだ。最終損益は黒字だが前期比4割減の着地となった。既報の通り昨年後半に生じた冷凍貝類の販売損が億レベルに達し、大きく足を引っ張った格好となっている。今期後半は･･･
続きを読むには特別情報の会員申込みが必要です。
詳細は小社までお問合せください
特別情報とは
「倒産してからでは遅い」という声をよく聞きます。
たしかに与信管理や審査では事前の兆候について社内外からの幅広い情報収集は不可欠ですが、現実にはなかなか容易ではありません。
実は東京経済の「特別情報」は、独自の取材ルートと確かな実績で長年にわたり金融機関・総合商社をはじめとする審査のプロたちから一目置かれています。
審査マンの心強いパートナーとして、「特別情報」のご活用をお勧めします。
詳しくはお気軽にお問合せください。
無料お知らせメール登録
債権・動産譲渡登記リスト、問合せ集中ランキング、特別情報が更新されたことをお知らせするメールサービスを実施しております。 メールサービスの登録は無料です。お気軽にお申込み下さい。