2018年8月29日 公開
ジャスダック上場のソフトウェア開発G社~代表が横領で解任|特別情報
代表取締役社長のX氏が1億8,000万円を横領したとして、8月1日をもって解任された。当社は現取締役会長のY氏が外食業界向けの業務用ソフトの受託開発を目的に平成6年3月に創業したもので、チェーン展開する中小規模の飲食店を得意先として売上や勤怠、仕入などの店舗管理システムを支援するソフトウェアの企画開発、運用サポートを手がける。Y氏が当社の外注先の社長を務めていたX氏を取締役システム開発事業部長として当社に採用したのは12年5月のことで、順調に昇進を重ねて19年4月に代表取締役社長に就任した。その後、東日本大震災の影響で業績が低迷すると、25年4月に太陽光発電事業に参入した。代表にはY氏が就任したものの、実質的には取締役に就任したX氏が仕切っていたとみられる。そのX氏による横領が始まったのは26年6月からで、その額は1億8,000万円に上ることが国税局の税務調査で判明した。太陽光発電のグループ会社がX氏の知人が経営する会社2社に発電設備の保守・運営業務を発注し、業務がほとんど遂行されないまま支払だけが行われ、その資金がX氏の銀行口座に送金されていた。X氏は容疑を認めており、全額弁済すると申し出ている。一方、当社は8月1日でX氏を解任し、刑事告訴することを決めた。後任には・・・
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