2018年7月10日 公開
東伸工機(株)|横浜市瀬谷区
【業種】 産業用機械加工
【倒産形態】 特別清算手続開始決定
【負債総額】 30億円内外
6月26日に横浜地裁より特別清算手続開始決定を受けた。負債総額は30億円内外が見込まれている。
昭和37年4月に創業し、昭和40年1月に法人化した産業用機械の金属加工業者。NC工作機械や溶接ロボットなど、産業用機械の金型製造と組み立てを手掛け、機械加工からハイテク機械の製作までを多様に対応する生産体制を敷いていた。
平成4年4月には、近隣の同業筋と工業団地組合を形成し、現所在地に工場を設置後、設備を投入。大手鉄鋼メーカーなどから特注機械を受注する体制を整え、ピーク時の平成17年8月期売上高は3億6,000万円内外を計上していた。その後、業績は低調に推移し、平成22年8月期売上高は1億4,300万円内外までダウンして5,100万円内外の最終欠損を計上。平成17年8月期以降の連続赤字による債務超過に転落後、本社工場への資金を融資した環境再生保全機構(当時の環境事業団)への返済が滞る事態も生じていた。
以降、金融債務の弁済不能状態に陥り、1月9日付で新設分割方式を用いて設立した(株)ワイテックに営業基盤と従業員および債務の一部を承継。同日に商号を東伸工機(株)に変更後、解散して今回の事態となった。
業種 | 産業用機械加工 |
倒産形態 | 特別清算手続開始決定 |
所在地 | 横浜市瀬谷区五貫目町20-20 |
設立 | 昭和40年1月 |
創業 | 昭和37年4月 |
代表者 | 代表清算人 森田 政良 |
資本金 | 2,150万円 |
年商 | 1億4,300万円内外(22/8) |
負債総額 | 30億円内外 |