2018年5月15日 公開
(株)毛利興産(旧商号・(株)山田屋アタック)|東京都江戸川区
【業種】 食品スーパー経営
【倒産形態】 特別清算手続開始決定
【負債総額】 18億7,668万円内外(28/8期末)
旧商号の(株)山田屋アタックで特別情報東京版(H26.10.31、H26.12.9、H28.7.1、H29.6.29)および東京支社新春情報会(H27.2.4)、東京支社月例情報会(H28.5.26)、東京支社夏期情報会(H28.8.4、H29.8.9)にて既報。5月2日に東京地裁より特別清算手続開始決定を受けた。負債総額は平成28年8月期末時点で18億7,668万円内外が見込まれている。
昭和38年1月の創業後、昭和46年5月に法人改組した食品スーパー経営業者。江戸川区を中心に食品スーパー「アタック」を平成29年4月期時点で23店舗運営していた。生鮮品を柱とした食品全般と酒類、雑貨などを品ぞろえし、地域密着型の小型店舗から大型店舗までを多様に展開。ピークを迎える平成26年8月期は売上高59億円内外を計上していた。
その後、同業他社との競争激化によって赤字経営を強いられ、資金繰りが悪化。平成26年秋ごろには収益面の課題や、取引先への支払いに関する話題もささやかれるようになったため、打開策を模索。平成28年には中小企業再生支援協議会の支援を取り付けて、財務面のリストラを実施し再建に着手。不採算店舗を閉鎖して正常化を目指すも平成28年8月期売上高は43億円内外まで大きく後退。リストラに伴う特別損失を計上して、債務超過に転落していた。
平成29年に入り、スポンサー模索の話題が浮上する最中、大手外食チェーンを運営する(株)ゼンショーホールディングス(東京都港区)が同社の買収を決定。平成29年11月29日の株主総会で解散を決議し、平成29年9月に会社分割で新設した(株)アタック(東京都港区、寺本 浩二代表)に、12月1日付でスーパー事業などを譲渡。3月1日に社名を現商号に変更後、現所在地に本社を移転し、今回の措置となった。なお、スーパー「アタック」は現在、(株)アタックが運営中。
業種 | 食品スーパー経営 |
倒産形態 | 特別清算手続開始決定 |
所在地 | 東京都江戸川区篠崎町4-6-12 |
設立 | 昭和46年5月 |
創業 | 昭和38年1月 |
従業員 | 40名 |
代表者 | 代表清算人 山田 求行 |
資本金 | 5,000万円 |
年商 | 43億円内外(28/8) |
負債総額 | 18億7,668万円内外(28/8期末) |
特別情報掲載
特別情報本文に掲載された日付です。
2014年12月9日
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