2018年3月14日 公開
東証マザーズのゲームソフト開発G社~大幅赤字でGC疑義注記|特別情報
大幅な赤字決算を受けて、ゴーイングコンサーン(GC)の疑義注記が付けられた。米国企業の日本法人であるX社の関連会社として設立されたもので、もともとはゲームコンテンツ用のミドルウェアの開発を主業としていたが、現在は他社からソーシャルゲームの開発を受託する開発推進・支援事業、自社でソーシャルゲームを開発するコンテンツ事業、人材紹介や登録派遣社員を派遣する人材事業の3本柱となっている。業績のほうは浮き沈みが激しく、設立6期目の平成17年2月期に売上高を64億円まで伸ばしたが、リーマン・ショックの影響から一時期10億円台まで落ち込んだ。回復し始めたのは23年からで、東証マザーズに上場した27年には82億円を計上している。その後は再び下降線をたどるようになり、前期は10億円を超える赤字となった上、営業キャッシュフローも大幅なマイナスとなったことからGCの疑義注記が付けられることとなった。有利子負債4億95百万円のうち、2億58百万円には財務制限条項が付されている。今回の赤字決算で抵触することはなかったが、現預金は15億円から5億円へ減少するなど資金繰りへの懸念も高まり、3月5日付で新株予約権を発行して資金調達することとなった。人事面でも動きがあり・・・
続きを読むには特別情報の会員申込みが必要です。
詳細は小社までお問合せください
特別情報とは
「倒産してからでは遅い」という声をよく聞きます。
たしかに与信管理や審査では事前の兆候について社内外からの幅広い情報収集は不可欠ですが、現実にはなかなか容易ではありません。
実は東京経済の「特別情報」は、独自の取材ルートと確かな実績で長年にわたり金融機関・総合商社をはじめとする審査のプロたちから一目置かれています。
審査マンの心強いパートナーとして、「特別情報」のご活用をお勧めします。
詳しくはお気軽にお問合せください。
無料お知らせメール登録
債権・動産譲渡登記リスト、問合せ集中ランキング、特別情報が更新されたことをお知らせするメールサービスを実施しております。 メールサービスの登録は無料です。お気軽にお申込み下さい。