2018年3月1日 公開
(株)マグマ、他1社|東京都中央区
【業種】 婦人服販売
【倒産形態】 破産手続開始決定
【負債総額】 5億9,739万円内外(28/2期末)
東京支社月例情報会(H30.2.22)で既報の同社と関連の(有)マグマインターナショナル(東京都中央区日本橋横山町4-5、吉田 信昭代表、婦人服卸)は、3月1日に東京地裁より破産手続開始決定を受けた。破産管財人には多田 郁夫弁護士(鳥飼総合法律事務所、東京都千代田区神田小川町1-3-1 NBF小川町ビルディング6階、TEL 03-3293-8817)が選任された。(株)マグマの負債総額は、平成28年2月期末時点で5億9,739万円内外が見込まれるが、変動する可能性がある。(有)マグマインターナショナルの負債総額は現在調査中。
昭和62年5月設立の婦人服小売業者。50代、60代をターゲットとした婦人服全般を直営店舗の「GALLAGE(ギャレージ)」「Shiksa(シクサ)」で一般顧客向けに販売。店舗は関東、大阪地区のショッピングセンター内に20店舗を展開していた。
ピークを迎える平成22年2月期売上高は16億5,318万円内外を計上。その後、景気低迷に伴う消費不振や同業他社との競合により売り上げは漸減。平成23年2月に着手した新規事業からの撤退費用や運転資金、借入金がかさみ赤字を散発。対策として金融機関へのリスケ要請などを講じたが、平成26年2月期は売上高12億5,000万円内外に減収。1億2,084万円内外の最終欠損を計上し、債務超過に転落した。
以降、店舗閉鎖や人件費削減などのリストラを進めるも、税金滞納や保険料未納がのし掛かり資金繰りはひっ迫。ノンバンクに融資を打診するなど、立て直しを図ったが奏功せずに今回の事態となった。
関連の(有)マグマインターナショナルは、(株)マグマの仕入れ窓口を担っていたが、連鎖する形となった
業種 | 婦人服販売 |
倒産形態 | 破産手続開始決定 |
所在地 | 東京都中央区東日本橋3-4-3 マルイビル2階 |
設立 | 昭和62年5月 |
従業員 | 30名 |
代表者 | 島倉 嘉作 |
資本金 | 1,000万円 |
年商 | 12億円内外(29/2) |
負債総額 | 5億9,739万円内外(28/2期末) |