2017年12月20日 公開
東証2部の省エネ関連事業S社~売上急減|特別情報
3件の工事で着工の遅れが発生したことから、第2四半期の業績は大幅な下方修正を強いられている。当社は東日本大震災を機に再生エネルギー事業に進出し、24年に東証マザーズ上場のX社グループとの間で協業契約を結び、さらに25年には当社の子会社であるY社が東証マザーズのZ社と共同で群馬県内のバイオマス発電事業を受注している。26年には子会社Y社と食品リサイクル機械を扱うW社との間でバイオマスプラントの導入計画が持ち上がったが、資源エネルギー庁の認可を得られなかったため、W社から契約解除を申し込まれた。しかし、当社側は話を聞き入れなかったばかりか「事業はうまくいっている」とのリリースを出したことからW社が「投資家を愚ろうする行為だ」として東証に直訴し、27年になって漸く契約解除という経緯がある。29年3月期決算は2期ぶりの赤字となり社長が辞任。後任には不動産業界出身のV氏が就任した。V氏は昨年6月に当社の社外取締役に就任したばかりの人物で、どのような舵取りをするのか注目されている。こうした中でスタートを切った30年3月期だが、第2四半期の売上高は僅か・・・
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