2017年12月14日 公開
(株)キタガワ工芸、他1社|愛知県春日井市
【業種】 店舗ディスプレー製造、施工
【倒産形態】 破産手続開始決定
【負債総額】 25億円内外(2社合計)
名古屋支社定例情報会(H28.2.18)、特別情報名古屋版(H28.3.4)などで既報の後、平成28年10月11日付本情報で既報。平成28年10月3日付で名古屋地裁に民事再生手続開始を申し立てていたが、11月2日付で再生手続廃止の決定を受け、11月29日付で破産手続開始決定を受けた。破産管財人は中島 健一弁護士(名古屋市東区泉1-1-31、TEL 052-968-2555)。なお、関連会社の(有)アイ・デイ・ステン(愛知県春日井市)についても同様の措置となっている。負債総額は、(株)キタガワ工芸が24億円内外、(有)アイ・デイ・ステンが1億円内外。
昭和52年1月に法人化。商業施設向けのディスプレー製造、施工を主力とし、中でもパチンコホール向けを最も得意としてきた。レジャー多様化の流れにものって業容を拡大し、平成17年8月期には27億円内外の売上高を計上していた。
ところが、その後はいわゆる”パチスロ5号機問題”などを端緒として遊技人口が落ち込み、市場の縮小が顕著となっていった。
同社においても多大な影響を受け、平成27年8月期の売上高は18億円内外にとどまり、億単位の赤字計上によって債務超過を拡大させるなど余力の伺えない展開となっていた。
民事再生手続開始の申立以後は民事再生手続による再建を進めてきたが、市況の冷え込みから受注減少には歯止めがかからなかった模様であり、破産手続へ移行することとなった。
業種 | 店舗ディスプレー製造、施工 |
倒産形態 | 破産手続開始決定 |
所在地 | 愛知県春日井市上田楽町川原先2466-1 |
設立 | 昭和52年1月 |
創業 | 昭和43年4月 |
従業員 | 104名 |
代表者 | 北川 誠治 |
資本金 | 1,000万円 |
負債総額 | 25億円内外(2社合計) |
特別情報掲載
特別情報本文に掲載された日付です。
2016年03月04日
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