2017年11月8日 公開
東証マザーズのプロモーション会社M社~海外事業で赤字転落|特別情報
9月29日に予定されていた平成30年2月期第2四半期の決算発表が延期されていたことから注目されていたが、このほどその内容が明らかになった。テレビ通販向けの番組制作やノウハウなどを提供するダイレクトマーケティング支援事業とダイレクトメールの発送代行事業を2本柱として成長を遂げてきたが、国内市場が頭打ちとなる中、3本目の柱として東南アジアを中心とする海外事業を手がけるようになった。26年2月にタイに合弁会社を設立したことで海外事業はスタートしたが、28年にインドネシア、シンガポールへ進出し、29年には韓国、香港にも進出している。中期経営計画によれば、M&Aの資金として100億円の投資枠を設けているという。こうした中、一部取引先との取引内容に精査が必要として、9月29日に予定していた第2四半期の決算発表を延期することとなった。内容としては業績の思わしくない取引先に対し、過度の値引き取引をしていながら社内手続きを経ていなかったというもので、その額は1億17百万円に上った。これを踏まえて発表された第2四半期の決算は売上高こそ前年同期比22.5%増と大きく伸張したものの・・・
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