2017年10月4日 公開
ジャスダック上場のソフトウェア開発H社~不正発覚で社長辞任|特別情報
このほどX社長が辞任し、Y会長が社長を兼任すると発表した。X氏は取引先から不正なキックバックを受けていたことが発覚し、辞任届を提出したもの。当社および子会社の損害は平成24年頃からの累計で1億円に達すると見込まれ、内部統制上の大きな欠陥を抱えていることが浮き彫りになった。内部調査委員会を立ち上げ、1か月程度で業績への影響やX氏への対応方針などをまとめるとしている。当社は元東証1部のZ社の子会社としてグループで展開する外食チェーン向けのシステム提供を目的に設立された。その後Z社の経営悪化に伴い保有株式は投資ファンドなどに譲渡され、ジャスダック上場を果たしたが、業績不振で東証1部のV社の傘下に入り、今年3月末時点でV社の議決権所有割合は4割強となっている。業績テコ入れのため新規事業へ本腰を入れるとして昨年現社名に変更した。今回辞任したX氏もV社出身。グループ企業で優秀な営業成績を残し、スマートフォンを中心とした携帯電話端末や周辺機器の販売を手がけるW社を設立して独立したが、当社がW社を買収したことで当社社長に抜擢された経緯がある。X氏はすでに・・・
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