2017年8月30日 公開

ＡＴＴ(株)｜東京都墨田区

【業種】 機能性フィルム等販売
【倒産形態】 破産手続開始決定
【負債総額】 89億9,800万円内外

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特別情報東京版（H28.3.2、H29.6.27、H29.6.29）および東京支社情報会（H28.8.4、H29.8.9）で既報の同社は8月28日、東京地裁より破産手続開始決定を受けた。破産管財人は近藤 丸人弁護士（東京都中央区銀座1-8-21 第21中央ビル7階、TEL03-3567-6261）。
携帯電話の導光板製造を目的に、現代表などにより設立した光学フィルム販売業者。北海道旭川市に工場を配していたことから、平成19年から平成23年まで本社機能も北海道に置いていたが、スマートフォンの台頭で売り上げは急減、工場を閉鎖し、都内に本社を移転した経緯がある。
近年はスマートフォン向けに用いられる機能性フィルムを主力商材としていた。中国市場での需要拡大を理由に、業績は倍々ペースで伸長していたが、過去の業績不振で財務面は軟弱だった上、商品自体の流れを気にする取引先も多く注目されていた。
そうした中、6月22日付で代理店向けに、同社代表による循環取引を行っていたことを通知。代表とは連絡がとりづらい状況が続いていた。

業種	機能性フィルム等販売
倒産形態	破産手続開始決定
所在地	東京都墨田区両国2-17-17 両国ＳＴビル4階
設立	平成18年9月
創業	平成18年9月
従業員	8名
代表者	柴野 恒雄
資本金	1億円
年商	374億円内外（28/8）
負債総額	89億9,800万円内外

特別情報とは

「倒産してからでは遅い」という声をよく聞きます。
たしかに与信管理や審査では事前の兆候について社内外からの幅広い情報収集は不可欠ですが、現実にはなかなか容易ではありません。

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